健康診断で中性脂肪が高いと言われたら?放置リスクと改善策、特定健診の活用法|弁天町の内科・生活習慣病【内藤医院】

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健康診断で中性脂肪が高いと言われたら?放置リスクと改善策、特定健診の活用法

健康診断で中性脂肪が高いと指摘された場合は、早めに対策を始めることが大切です。中性脂肪が高いままでいると、動脈硬化や心血管疾患、生活習慣病のリスクが高まります。今回は、中性脂肪が高くなる原因や、改善のために実践すべき食事、運動、飲み物の見直し方法について解説します。まずはできることから、健康な体づくりを始めましょう。

健康診断で「中性脂肪が高い」と言われたら?まず知っておきたい基礎知識

お腹の脂肪に悩む人の画像

TG(中性脂肪)とは?基準値と要注意とされるライン

中性脂肪(TG)は、血液中に含まれる脂肪の一種で、エネルギー源として重要です。しかし、過剰な摂取や運動不足により、体内で蓄えられすぎてしまうことがあります。健康診断では、空腹時に測定した中性脂肪の基準値は空腹時150mg/dL未満とされ、それを超えると脂質異常症のリスクが高まります。また、非空腹時の測定値が175mg/dL以上の場合、高トリグリセライド血症と診断されます。数値が高い状態が続くと、動脈硬化や心血管疾患、糖尿病などの生活習慣病のリスクが増えてしまうので要注意です。

自覚症状がなくても進行する脂質異常症の注意点

中性脂肪が高くても、初期段階では自覚症状がほとんどありません。気づいた時には病状が進行している場合があります。脂質異常症を放置すると、動脈硬化やメタボリックシンドロームのリスクが高まり、血管に負担をかけます。自覚症状がないため、定期的な健康診断で中性脂肪をチェックしましょう。

中性脂肪が高いままだとどうなる?放置による健康リスク

動脈硬化が進行する

中性脂肪が高いままで放置すると、血管内に脂肪が蓄積され、動脈硬化が進行します。動脈硬化が進むと、血管が硬くなり、血液の流れが悪くなります。

心筋梗塞・脳梗塞につながる

動脈硬化が進行すると、血管内に血栓ができやすくなります。これにより、心臓や脳への血流が遮断されると、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こします。特に中性脂肪が高い状態が続くと、血管壁が傷つきやすくなり、血栓ができやすい環境が整ってしまいます。これらの病気は命に関わることがあるため、早めに予防することが大切です。

生活習慣病のリスクが高まる

中性脂肪が高いと、肥満や高血圧、糖尿病などの生活習慣病が引き起こされやすくなります。これらの病気は互いに関連しており、メタボリックシンドロームとしてまとめて診断されることもあります。生活習慣病が進行すると、体全体に負担をかけ、さらに心血管系や腎臓などの健康リスクも高まります。食事や運動の改善が予防につながります。

なぜ中性脂肪は高くなる?健診で多い3つの原因

食べすぎ・糖質の摂りすぎによる影響

食べすぎや糖質の摂取過多は、中性脂肪を増加させる原因です。特に、糖質が過剰だと体内で脂肪として蓄積され、血液中の中性脂肪が増えます。甘い食品や飲料は血糖値を急上昇させ、その後脂肪として体に蓄積されやすくなります。

運動不足で脂肪を燃やせない体になっている

運動不足は基礎代謝を低下させ、脂肪が燃焼されにくくなります。消費カロリーが減少すると、摂取したカロリーが脂肪として蓄積され、結果的に中性脂肪が増えます。

飲酒の習慣による影響

飲酒は中性脂肪を増やす原因となります。アルコールそのものが高カロリーであることに加え、肝臓で分解される際に脂肪の合成を促す働きがあるためです。お酒を飲みすぎる習慣は、血中の中性脂肪値を押し上げる原因になります。

数値が下がらない時は要注意!「メタボリックシンドローム」とは?

メタボの診断基準(腹囲+血液・血圧・血糖)を知ろう

メタボリックシンドロームは、腹囲、血糖値、血圧、中性脂肪の基準値を超えることで診断されます。男性は腹囲85cm以上、女性は90cm以上が基準で、さらにその他の項目でも異常があるとメタボと診断されます。メタボは心血管疾患や糖尿病のリスクを高めるため、定期的な検診が必要です。

中性脂肪とメタボリックシンドロームの深い関係

中性脂肪が高いと、メタボリックシンドロームのリスクが高まります。高い中性脂肪は、血管内に脂肪を蓄積し、動脈硬化や心血管疾患を引き起こす可能性があります。中性脂肪を減らすことが、メタボリックシンドロームの予防に繋がります。

改善しても下がらない場合に考えられる体質(遺伝)の影響

生活習慣を改善しても中性脂肪が下がらない場合、遺伝が影響していることがあります。遺伝的な要因により、脂肪の代謝がうまくいかないことがあります。この場合、薬物療法や医師の管理が必要になることがあります。

今日からできる中性脂肪対策!食事・運動・飲み物の見直しポイント

ベジファーストと夜の糖質控えめを意識する

サラダの画像

食事の際は、まず野菜を食べる「ベジファースト」を心がけましょう。野菜に含まれる食物繊維は、血糖値の上昇を緩やかにし、中性脂肪の増加を抑える効果があります。また、夜の糖質を控えることで、過剰なエネルギー摂取を防ぎ、脂肪が蓄積されにくくなります。夕食では、白米の量を減らし、野菜やたんぱく質を多めに摂りましょう。

まずは毎日+10分のウォーキングから始める

運動不足は中性脂肪を増加させる原因の一つです。無理なく始められる運動として、毎日10分のウォーキングを取り入れてみましょう。ウォーキングは脂肪を燃焼させ、基礎代謝を上げる効果があります。少しずつ歩く時間を延ばすことで、さらに効果が感じられます。

甘い飲み物・毎晩の飲酒習慣を見直す

甘い飲み物や毎晩の飲酒は、中性脂肪を増加させる原因です。ジュースや甘いコーヒーは糖分が多く、飲酒はアルコールが脂肪として蓄積されやすくなります。飲み物を無糖に変える、またはアルコールの摂取を減らすことで、中性脂肪を抑えることができます。

将来の健康のために「特定健診」の活用を

健康診断のイメージ画像

中性脂肪や生活習慣病のリスクを把握し予防につなげるために、特定健診を活用しましょう。特にメタボリックシンドロームに特化した検査は、腹囲や血液検査の数値から生活習慣病のリスクを評価し、改善アドバイスや早期治療につなげることができます。まずは定期的に健診を受け、数値の変化を追いましょう。メタボリックシンドロームに特化した特定検診なら大阪市の内藤医院へご相談ください。

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