自由診療
対応している点滴・注射
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プラセンタ注射
プラセンタとは、“胎盤”を意味します。胎盤には、各種アミノ酸やビタミンが含まれており、以前より更年期障害などの治療薬として使用されてきました。
こうした成分は美肌や美白にも有用とされており、近年では、エイジングケアや、免疫力向上、ホルモンバランスの改善を目的に使用されることが増えています。
当院では、主に更年期障害の治療として、皮下注射によるプラセンタ治療を行っています。 -
更年期障害について
閉経に伴う女性ホルモンの変化が原因となります。女性が閉経を迎える年齢は50歳前後とされますが、卵巣の働きが衰えると、卵胞ホルモン(エストロゲン)が低下します。
更年期障害について
それが自律神経の働きにも影響を与え、様々な症状を引き起こします。 -
プラセンタ治療の流れ
初診時
- 問診と更年期指数のチェックをさせていただき、現在の症状が更年期障害にあてはまるか、確認してまいります。
- プラセンタ治療に対する注意事項をお話し、治療の同意書をお渡しします。
- その他に治療が必要な疾患が無いか確認するため、下記の検査を行います。
- 心電図検査
- 血液検査(女性ホルモン、貧血の有無、甲状腺機能、肝機能、腎機能、塩分バランス、血糖値etc.)
再診時
- 初診時にお渡しした治療同意書を確認させていただきます。
- 再診時に検査結果を説明させていただき、プラセンタ治療の保険適用があるかを決定いたします。
- プラセンタ注射は、週1~3回のペースで継続してまいります。
- 1年毎に血液検査を行い、異常がないか確認してまいります。
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プラセンタ治療の注意事項(保険診療)
- 原則として、プラセンタ注射は2回目の受診から開始となります。再診までは漢方薬(加味逍遥散)を処方いたします(自費診療での注射を希望される場合は、初診時よりプラセンタ注射が可能です)。
- <再診時>週1~3回のペースで通院いただけない場合、保険診療の適用外となり、自費診療となります。
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自費診療でのプラセンタ治療
- 保険適用のない方でも、自費診療にてプラセンタ注射を受けていただけます(当院でのプラセンタ治療の対象は女性のみとなります)。
- ご興味のある方は、随時説明などを行っておりますので、当院にお越しください。
料金(税込) 1,200円(1アンプルあたり) プラセンタ注射の通院間隔
周に1~3回のペースで取り入れるのがおすすめです。
プラセンタ注射の注意事項
- プラセンタ注射を受けた場合、生涯にわたって献血を行うことはできません。
- 注射を行った部位に、痛みや腫れ、かゆみのほか皮膚が硬くなるなどの症状が一時的に表れることがあります。
- 乳がんなどの婦人科の疾患がある方には、状態の悪化を防ぐために注射を行いませんのでご了承ください。
未承認機器・医薬品に関する注意事項について
医薬品医療機器等法上の承認:未承認
同一の成分や性能を有する他の国内承認医薬品等の有無:無
諸外国における安全性等に係る情報に関して:諸外国での安全性に関する情報を記載(例えばFDA・CE取得、安全性試験データ、または公式Webサイトなど) -
丸山ワクチン
丸山ワクチンとは、現在ガン治療の補助薬として治験中の薬剤です。厚生労働省より有償治療薬として認可され、日本医科大学附属病院が主体となって治験を行っています。
丸山ワクチンについて
丸山ワクチンは免疫の働きを調節し、リンパ球やマクロファージ、ナチュラルキラー細胞などを活性化することでガン細胞の拡大防止、縮小効果を発揮するとされています。
実際に、従来の治療と併用することで、進行胃ガン患者の5年生存率を改善したとの報告もあります。また、これまで明らかな副作用の報告はございません。 -
丸山ワクチン接種までの流れ
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Step01主治医へお申し入れ
まず、ガンを治療していただいている主治医の先生に丸山ワクチン接種の希望をお伝えください。
丸山ワクチン公式サイト
主治医の先生から了解が得られましたら、日本医科大学附属病院ワクチン療法施設のホームページを参照いただき、同施設に治療希望がある旨お伝えください。 -
Step02必要書類のご準備
より必要書類をダウンロードいただき、当院にご連絡ください。受診時には、「治験承諾書」と「SSM治験登録書」を持参ください。(SSM治験登録書の作成にあたってはこれまでの詳細な治療経過が必要になりますので、あらかじめ主治医の先生より診療情報提供書を作成していただき、初診時にご持参ください)
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Step03必要書類の作成
Step02の書類が作成できましたら連絡いたしますので、他書類一式の記入も済みましたら、日本医科大学附属病院ワクチン療法研究施設(丸山ワクチン公式サイトより可能です)にご連絡ください。
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Step04お支払い・接種開始
ワクチン接種に同意いただけましたら、薬剤の代金を同施設にお支払いください。
ワクチンがお手元に届きましたら、接種日まで御自身で責任を持って保管下さい。各接種日毎にワクチンをご持参ください。 -
Step05継続接種
ワクチンの残り本数が1/3程度になりましたら、次回クールの継続希望を伺います。ご希望の場合は次回クールに必要な書類をご準備頂く必要がございます。その際、「SSM臨床成績経過書」については、医師が記入いたします。なお、ワクチン発注から到着まで2週間程度かかるため、必要書類はお早めにご準備ください。
接種費用(税込) 1,100円(1回あたり) 書類作成費用(税込) 4,400円(1クールあたり) ※ 基本的に自費診療となりますが、初診時のみ保険診療として初診料を別途頂戴いたします。
※ 1クール目の書類作成費用につきましては、初回ワクチン接種時にまとめて頂戴いたします。
※ 薬剤の代金は日本医科大学附属病院ワクチン療法研究施設に別途お支払が必要となりますので、同施設にお問い合わせください。丸山ワクチン接種時の注意事項
- 効果の現れ方には個人差があるので、効果保証はできかねます。ワクチンに関して疑問がある場合は、日本医科大学附属病院ワクチン療法施設にお尋ねください。
- 丸山ワクチンの接種は、がん治療の主治医の了承を得られた場合にのみ行っています。期待できる効果やリスクについては、事前に主治医の先生としっかり話し合ってください。
- がんが疑われる疾患による症状や抗がん剤の副反応については、当院では対応できかねます。がんに対する相談は、すべてがん治療の主治医に行われるようにお願いいたします。
- 副作用:発疹、蕁麻疹、発熱などのアレルギー症状、悪心、嘔吐、肝機能障害、注射部位の疼痛、硬結、水疱、発赤、腫脹
- 当院はワクチン接種に関連する書類の保管は行いません。患者様ご自身の責任にて保管されるようにお願いいたします。
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麻しん(はしか)・麻しん風疹混合ワクチン
麻しん(はしか)ワクチン
麻しん(はしか)は、感染力は非常に強く空気感染、飛沫感染、接触感染でヒトからヒトへ感染します。
強い感染力から守るには手洗いやマスクのみではなく、麻しんの予防接種が最も効果的な予防になります。
麻しんワクチンは接種することで、約95%程度の人が免疫を獲得することができると言われています。風疹
風疹は風疹ウイルスによっておこる急性の発疹性感染症で感染経路は空気感染、飛沫感染、接触感染と多岐にわたりヒトからヒトへ強い感染力があります。
感染した場合の症状は、比較的軽い人から重篤な合併症を引き起こすまで様々あり、成人で感染した場合は高熱、発疹、関節痛など小児より重症化する事があります。
風疹の予防のためには、予防接種が最も有効な予防方法といえます。
風しんワクチン1回接種による免疫獲得率は95%、2回接種では約99%と考えられており、2回接種でより高い効果が得られます。助成対象者
接種当日の時点で大阪市民(住民登録のある方)で、次のいずれかに該当する方。
- 妊娠を希望する女性
- 妊娠を希望する女性の配偶者(妊婦の配偶者を含む)
詳細は大阪市HPをご覧ください
大阪市HPはこちら
接種費用(税込)
はしかワクチン 6,000円(1回あたり) 風疹ワクチン 6,000円(1回あたり) はしか・風疹混合ワクチン 10,000円(1回あたり) 麻しん(はしか)・風疹ワクチン接種時の注意事項
妊娠されている方はワクチン接種を受けることが出来ません。
ワクチン接種後の反応として発熱、発疹、鼻汁、咳嗽、注射部位紅斑・腫脹などがみられる場合がございます。